昨日の解答

昨日はプラチカの問題を1つ抜粋して出題しました。
その答えです。

文系良問のプラチカ 13ページ

24 同じ色の玉は区別出来ないものとし、空の箱があってもよいとする。
(1)赤玉10個を、区別が出来ない4個の箱に分ける方法は何通りあるか
(2)赤玉10個を、区別が出来る4個の箱に分ける方法は何通りあるか
(3)赤玉6個と白玉4個の合計10個を、区別が出来る4個の箱に分ける方法は何通りあるか
千葉大

(1)ひたすらペアを数えるしか無いです
(0、0,0、10)(0、0、1、9)(0、0、2、8)・・・・(0、0、5、5)  6個
 ※(0、0、6、4)以降の組み合わせは既に数えてあるので数えたらダメです
(0、1、1、8)・・・・・・(0、1、4、5)  4個
(0、2、2、6)(0、2、3、5)(0、2、4、4) 3個
(0、3、3、4)
(1、1、1、7)(1、1、2、6)(1、1、3、5)(1、1、4、4)
(1、2、2、5)(1、2、3、4)
(1、3、3、3)
(2、2、2、4)(2、2、3、3)

以上23個

(2)これは公式通りですね3つの仕切り板を導入するパターン
13!÷(10!×3!)=13×12×11÷(3×2)=286通り

(3)工夫して仕切り板を使います。
白玉をまず4組に分け、次に赤玉を4組にわけその組み合わせを考えます。
白玉を4組に分ける方法は
7!÷(4!×3!)=35通り
赤玉を4組に分ける方法は
9!÷(6!×3!)=84通り

各々の組み合わせは
35×84=2940 通り

出来ましたか?
3番は教科書には載ってないですが、仕切り板の工夫でちゃんと計算出来ます。