カンニング事件

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110226-00000021-maip-soci
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 京都大学で25、26日に実施された前期日程の2次試験で、数学と英語の試験問題が、試験を実施している時間帯にインターネットの掲示板に投稿されていた疑いのあることが26日分かった。数学は文系の問題すべてが流れ、英語は問題の一部だった。京都大は、試験問題が漏れた疑いがあるとみて同日、調査を始めた。

【京大入試問題 試験時間中ネットに】投稿された問題と「回答」

 試験問題が投稿されたのはインターネットで質問を投稿して、見た人が回答する掲示板「ヤフー知恵袋」。

 数学の試験時間は、25日午後1時半から同3時半だったが、試験問題の投稿は同1時37分に始まり、「数学の問題です」と文系の問題5問すべてを同2時11分までに紹介、回答を求めていた。全問題への回答が掲示板に寄せられ、うち4問は試験時間内だった。これに対し「ありがとうございます」という感謝の書き込みもあった。

 英語の試験時間は26日午前9時半から始まったが、投稿は同9時37分と同45分の2回、和文英訳全2問を一問ずつ書いて「次の文を英訳してください」と投稿された。これに対し、1問目には同9時43分に、2問目には午後2時2分から複数の回答が寄せられた。

 投稿者は「aicezuki」と名乗っており、年齢などの個人情報は非公開。携帯電話からアクセスした形跡が残っている。

 京都大によると、同日午前10時半ごろ、学内関係者から指摘があって把握した。受験生には、携帯電話の電源は切ってかばんの中にしまうよう指示している。
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京都大学だから見つかったのじゃないかなと推測。
もっと小規模な大学や、定員40名ぐらいの専門学校だったらバレてなかったかもしれない。
いや、バレていないだけで去年ぐらいから実は横行していて今年ようやく発覚したのではないか。
 
日本の試験においては性善説が採用されてると言っても良い。
試験中に携帯電話を鳴らしてしまったらアウトらしいが、
着信音もバイブも消す事が出来るんだから電源を切らなくてもバレる事は無い。
 
大学の講義室の中には200人300人が受験出来るところもある。
そういう試験会場を使う場合、適切な人数の試験官が配置されているのか疑問である。
むしろこういった形で問題の流出が行われたと言う事は、適切な人数が配置されていなかったと言う事だ。
 
徹底して追求してほしい。
もう一度言うが、有名大学である京都大学だから見つかったのであって、
小規模大学だったらもしかしたら見つかってなかったかもしれない。
不正を許してはいけない。不正を見つけられなかったら今まで頑張って来た受験生すべてを否定する事になる。
 
犯人は簡単に見つかるであろう。
なぜなら犯人と同じ解答はネットに書かれているからだ。
一番怖いのは、ネットの解答を参考程度に留められた場合だ。
その場合、京都大学単体では犯人探しは出来ないと思う。
 
もし大学側がカンニングする力も大切だと言うなら話は別だ。
大学はカンニング天国と言わざるを得ない。
私自身もカンニングしている人を何度か目撃した。
天下の京都大学がこの不正を探せ出せなかったとき、日本の大学すべての信頼は失墜する。
 
まずは犯人探し。そして試験官の増加。
場合によっては大学院生などを試験監督官として採用するのも手だろう。