看護専門学校の受験 数学の勉強法

前回はなぜ数学で受験するのかを説明しました。
http://d.hatena.ne.jp/nonbiriya21/20110125/1295943694
ではどのようなスケジュールで勉強を勧めていけば良いでしょうか?
 
数学はどの学校も教科書レベルの問題を中心に出題します。
6割から8割が基礎レベルです。ですのでこの辺りの問題をきっちりと得点源にする事が何よりの成績アップの近道です。
7月から勉強を始めるとして以下のような仮想プランを通して説明したいと思います。
 
7月
まずは因数分解と展開を徹底的にやります。
ここでの目標は計算力を付ける事です。因数分解はどの学校でも出てくる超頻出問題です。
2週間を目標にどんな問題でも因数分解出来るようになってください。
分数の有利化や循環小数を分数に直す練習も7月にやっておきます。
4週目には方程式や不等式の練習をします。
 
8月
グラフをやります。
まずは平方完成をできるようになってください。グラフの基本は頂点を求める事です。
平方完成がちゃんとできるようになったら、最大値最小値問題をやります。
最大値最小値問題はグラフの頻出問題です。
 
9月
三角比をやります。
サインコサインタンジェントです。
覚える公式が多いですが頑張りましょう
余弦定理、正弦定理、内接円の半径などは必ずでてくると思ってください。
3辺の長さが分かってる三角形が与えられたとして、
どこかの角のコサインを求める→コサインからサインを出す→三角形の面積を出すというパターンの問題ができたら
三角比はほぼ理解出来たと思ってもらっていいです。
立体図形も難しく考えずに。
どこかの断面図を考えれば平面と一緒です。
 
10月
出題範囲が数1だけの人は実践問題にとりかかってください。
確率が出る人は確率を勉強してください。
論理と命題や、平面図形は出さない学校が多いみたいです。
まずは、場合の数に付いて徹底して勉強してください。
場合の数ができれば確率はできるようになります。
期待値を勉強しない人が多いみたいですが、期待値は結構な頻度で出てきます。
 
11月
実践問題をやります。
模試、過去問、ややレベルの高い問題集など、ここで今まで勉強した成果が出てるかを確認します。
もし公式を忘れてたり、解けない問題があったらしっかり復習して穴を埋めます。
ここまで来ると勉強が楽しくなってくると思います。
 
12月
早い所では志望校の出願が始まります。
引き続き実践問題をやってください。
苦手を無くす事が合格への近道です。
 
7月からのプランを書きました。
もっと早くから勉強を始められる人は始めてください。
日赤系の看護学校はレベルの高い問題を出してきます。
黄色チャートなどで応用問題などにも取り組んでください。