諏訪赤十字看護専門学校

諏訪湖のほとりにある看護学校です。
教育に定評のある日赤系列の看護学校です。
http://www.suwa-kango.jrc.or.jp/
 
入試日が1月の上旬、合格発表が1月の中旬と非常に早い時期に行われるのが特徴です。
受験を考えている人は他の学校よりも早く資料請求をしてください。
 
数学は大問3つで構成されます。
範囲は数学1と数学Aです。数学Aからは確率と順列だけが出題されると考えてもらって大丈夫です。
分析は平成19年平成18年平成17年(平成17年は旧課程)の4年分を分析しました。
数学と生物で選択出来ます。
 
大問1は小問集合です。
展開や因数分解循環小数を分数に直す問題などすべての分野から平等に出題されます。
中には二項定理を使って解く問題や不等式の問題など、受験生が苦手にするような問題も出題されています。
しっかりと勉強して大問1は満点を目指しましょう。
出題数は年によって変わりますが8題〜11題ほどです。
 
大問2は2次関数から出題されます。
私立理系大学の2次試験に出題されてもおかしく無いレベルの問題が多く、
x以外にtやaといった文字を多く使う傾向も見受けられました。
最大値最小値問題を多く出題するようなので、そのあたりを徹底して勉強してください。
また答えだけでなく、途中の考え方や計算式を書く事を要求されます。
解答を書く練習をして、時には書いた解答を先生に採点してもらうようにしてください。
例えば平成19年には以下のような問題が出題されました。

大問3は年によって変わります。
平成19年は確率から
平成18年と17年は立体図形から出題されました。
確率は基礎的な内容です。平成19年はサイコロを3つ振る問題が出題されていました。
立体は苦手にする受験生が多いと思います。
立体はどこかで切ってしまえば平面問題と一緒です。
平面問題をきっちりやって、立体を切る練習を繰り返せば苦手は克服されます。
 
全体的に難易度は高めだと思います。
計算量はあまりなく、しっかり勉強してきた人にとっては逆に試験時間が余ってしまうと思います。
1月上旬という早い時期の入試なので、受験生の中には自信の無い人も居るかもしれません。
ここを受験する人はクリスマスまでには一通り受験勉強を終えておいてください。