お薦め参考書 文系数学の良問プラチカ

 
 
河合塾が作る参考書は定評があります。
中でも最も評価が高いのがこの「プラチカ」シリーズではないでしょうか?
数学の受験勉強の仕上げの1冊として利用していただきたいです。
標準問題精講(http://d.hatena.ne.jp/nonbiriya21/20110118/1295336039)や
1対1(http://d.hatena.ne.jp/nonbiriya21/20110120/1295499329)が一通り終わって
知識が定着しているか確かめたい場合や、実践を意識した問題に取り組みたい方にお薦めです。
 
文系の数学の参考書では一番難しい問題集だと思います。
文系の方でこれより上の問題集を求めるなら、理系の参考書に手を出すか、
毎年4月に発行される大学への数学の増刊号「数学スタンダード演習」に取り組んでください。

理系の方で3Cより1A2Bに力を入れたい人にもお勧め出来ます。
理系プラチカより文系プラチカの方が良い問題が揃っているように思えます。
 
問題数は143題あります。10月から取り組めば、1日2題でもセンター試験までに終わります。
章ごとに確率やベクトルというように分けられています。
1番から取り組んでいくのではなく、ベクトルが苦手な人はベクトルから
図形が苦手な人は図形から取り組んで苦手を無くしてください。
もし解けない問題があった場合は、公式や考え方などがしっかり勉強出来てなかった証拠だと思います。
そんな時はもう一度標準問題精講や1対1など、取り組んできた網羅系の参考書を復習してください。
プラチカはあくまで弱点をあぶり出す為の問題集です。
 
答えが分厚いのも特徴です。
しっかりと解答を読んで力にしてください。
別解も充実しているので、自分が解いた以外の解法を見ていろいろな解き方を身につけてください。