新高校1年生へ

明日から新年度です。
新しく高校生になる皆さん、高校合格おめでとうございます。

高校と中学は全然勉強の内容が違います。
中学校ですごく優秀な成績だった人も、成績を落とす人も入れば、
中学でそれほどいい成績で無かった人が、高校で成績を上げる場合もあります。

両者にはどういった違いがあるのでしょうか?

それは勉強において直感を重視しているか、論理性を重視しているかによって変わってきます。
中学校までの「頭がいい」人は直感が優れています。
中学校で習った内容はそんなに難しいものではないので、直感で素早く問題を解く人が頭のいい人になります。
直感だけで大丈夫なのです。

一方、高校の範囲は直感だけでは解く事ができません。
高校からは論理的な考え方が重視されます。
問題が難しいので、一つ一つ問題を分解して、論理的に考えていく必要があります。

直感的思考から論理的な思考に切り替えれる人は高校の勉強も大丈夫でしょう。
直感的思考に頼り切ったままだと、高校の最初のテストで痛い目にあいます。

論理的な思考を身につけるには、高校数学をきっちり勉強するのが一番いい方法です。
数学は論理的な思考のトレーニングとして使えます。
もし自分が直感的な思考のタイプだと思うのなら、まずしっかりと数学を勉強してください。
数学ができれば自信にもなり、のちのち他の教科の成績も上がってきます。

新高校生の皆さん、今日から論理的な思考に切り替えてください