長野県立短大改革私案

私が住んでる長野市には長野県短期大学があります。
短大に進学する人が減って近年、定員割れが起こるようになりました。
そこで長野県短期大学を4年制大学へ移行しよう村井知事時代に話がまとまっていました。
 
ところが知事が変わって、話が白紙に戻りました。
もっと柔軟な考えや発想を、との事でした。
 
そこで私が勝手ながら案を出したいと思います。
長野県短期大学の強みを分析すると、英語が浮かび上がってきました。
これを活かさない手は無いでしょう。
しかしながら、英語が話せる人は数多います。
アメリカ人は全員英語をしゃべれるので大したメリットになりません。
そこで英語+何かができる人を育てる事を目標にします。
 
例えば最近はオーストラリア人が夏休みを利用して日本にやってきます。
日本に来る目的は主にスキーだそうですが、スキーの合間に観光したり
SUSHIを食べに行ったりするそうです。
そこで、英語のできるスキーインストラクターを養成してはいかがでしょうか?
冬は雪山でスキー実習。それ以外は英語の勉強を中心に行います。
あるいは英語のできる栄養士、調理師の養成も需要があると思います。
英語で外国人にSUSHIを握る。あるいは旅館で日本食について説明するなど、
一定の需要があると思います。
観光学科作るのもいいでしょう。
冬場に善光寺へ行ってみてください、意外とオーストラリア人がいます。
彼らに英語で案内ができる人は居るのでしょうか?
 
英語のできる保育士がいればカッコいいですね。
「幼稚園でも英語教育を」と考える親は多いと思います。
そういう時代に英語を教えられる保育士は給料も高くなると思います。
 
最近は看護師の需要が高まっているので看護学科も作るべきでしょう。
もしTPPやFTAなどが広まる、あるいは外貨獲得手段としての医療が定着すれば、
それに伴って英語のできる看護師は引っ張りだこになります。
医者の中には英語を苦手とする人も居るので、
英語のできる看護師は通訳をも務められます。
医療ツーリズムや、TPPなどはまだこの先どうなるか未知数ですが、
時代を先取る形で学科を作れば、人材育成競争に有利になれます。
看護学科を作るとなると、実習先や設備の問題もありますが
その分のコストを支払ってでも実行する価値はあると思います。
 
いずれにしても英語を話せるだけを目指すのではなく、
英語+何かを目的とします。
ここでは看護師や観光を組み合わせてみましたが、
他にも組み合わせるべきアイディアはあると思います。
どんどん組み合わせてみて、長野県短期大学の改革案として提案してみませんか?