まずは計算力

カンニング事件の犯人が捕まりましたね。
これから真実が明らかにされていくでしょう。
 
まだ国立大は後期試験が残っていますが、新高校3年生、新中学3年生の皆さんの中には
4月から受験勉強を始める方もいらっしゃると思います。
数学の受験勉強の第一歩は計算力を付ける事を目標としてください。
 
計算力とはずばり「正確性」と「速度」です。
計算ミスが多かったり、計算が遅い人は今の間に計算力を付けてください。
 
中学生だったら、足し算、引き算、かけ算、割り算。
分数の計算や比の計算など、今のうちに身につけておけば後々楽になってきます。
高校生なら、展開、因数分解などに力を入れておきましょう。
 
今、計算力を付けておくと後々役に立ってきます。
計算時間が短くなれば、その分「考える時間」を多くとる事ができます。
数学の勉強時間を縮小する事もできます。
計算が速くて正確であればある程得をするわけです。
 
また、古典的ですが、100マス計算や、小学校の計算ドリルも有効です。
ただ何となく解くのではなくて、昨日は100マス計算で80秒かかったから
今日は75秒を目指そうと言うように日に日に目標を立ててください。
ただ何となく解くのは時間の無駄ですが、目標を立てて解くと有効な勉強になります。
 
いきなり難しい問題に取り組もうとしてもなかなか上手くいきません。
基礎力を付けて、計算なら100%大丈夫という自信をつけてもらいたいです。
3月から勉強を始める人は3月いっぱい
4月から勉強を始める人は4月いっぱいは計算力をつけるような勉強をしてください。
 
これは他の教科にも言える事です。
国語なら漢字とか語彙、古文単語など。
英語なら単語や基本的な文法や構文を覚える。
基礎から始まる勉強が遠回りに見えて実は一番の近道です。