ジョブスのスピーチ

卒業式のシーズンですね。
我が教え子も卒業式を迎え母校から巣立っていきます。
進路が決まっている生徒、まだ決まっていない生徒と心持ちが違うでしょうが良い門出にしてほしいです。
 
ジョブスのスピーチ 
http://homepage.mac.com/mkiyoshige1/iblog/B927194124/C922213363/E20050802113558/
ジョブスは、ipodmacなどを作っているapple社のCEO(一番えらい人)です。
彼はプレゼンテーションが上手な事で有名で、上のリンクは2005年にスタンフォード大学の卒業式でスピーチした内容を
文字に書き起こした物です。
 
このなかで一番感銘を受けたのが点と点を結ぶと言う部分でした。
 
ーーー以下引用ーーー
Of course it was impossible to connect the dots looking forward when I was in college.
もちろん、私が大学にいた頃は、先を見て点と点を結ぶことは不可能でありましたが。
But it was very, very clear looking backwards ten years later.
しかし、それは、10年後を振り返ってみると非常にはっきりとしています。
Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
もう一度云います、あなた達は、先を見て点と点を結びつけることは出来ないけれども、過去を振り返ると繋げることが出来るだけなんだ。
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
だから、あなた達は、将来、点どうしが何らかの形でつながってくることを信じるべきなんだ。
You have to trust in something - your gut, destiny, life, karma, whatever.
ーーー以上引用ーーー
 
今やっている事が将来なんの役に立つのか、疑問に思いながら勉強している人も居ると思います。
数学が将来なんの役に立つのか、疑問に思いながら勉強している人も居ると思います。
あなたが一生懸命勉強した事がジョブスの言う「点」です。
勉強している時は一体なんの役に立つか分からない物です。
しかし将来、働いたり、何かに挑戦する時にはその「点」が役に立ちます。
10年後、あなたが高校生活を振り返るとき、きっと役に立っている「点」があるはずです。
 
私も、高校生の頃、1年間毎日、日記と言う形でブログを書いていました。
他愛も無い、オチも無いような話を毎日書いていました。
継続して書く事、分かりやすく書く事を練習できた一年間でした。
そしてその時の経験が今こうやってブログを書く時に役に立っています。
当時は日記を書けば将来役に立つなんて全く思っていませんでした。
しかし振り返ってみるとあの時の経験が今になって役に立っています。
 
将来、何が役に立つか分かりません。
将来、どこで役に立つか分かりません。
今一生懸命やってる事は必ず役に立ちます。そう信じてください。
 
高校生の皆さん、
何かに一生懸命になってください。
人よりも優れている部分を見つけて、それを誇りにしてください。
誰にも負けない長所を一つ作ってください。
それがあなたの「点」になります。