進学校の作り方

もうすぐ春の選抜高校野球の季節ですね。
たまに創部2年目の野球部なんかが甲子園に出てきたりします。
伝統校がたくさんある中きっとすごい苦労をして甲子園に出てくるんだと思います。
 
今日のテーマはバカ高校を超進学校へ変える方法です。
あくまで私の妄想で、私が校長ならこうやって高校を変えるという案です。
冗談として読んでいただければ幸いです。
あくまで私、のんびりやの妄想です。
(大切な事なので2回いいました。)
 
1、まずはスポーツに力を入れる。
バカ高校に優秀な先生を雇い入れても生徒が集まりません。
なので最初にやる事は、スポーツ高校への転換です。
野球、サッカー、駅伝など全国大会がテレビ中継される競技に力を入れると尚効果的です。
推薦を出せば、中学校で実績のあった生徒はたくさん集まってきます。
遠くは県外からやってくる生徒も居るので寮を作ると人を集めやすいです。
県内だとバカ高校で有名だったとしても、県外にその噂は届きません。
そしてスポーツやりたい生徒に推薦を出すと、生徒は思い上がりあっさり入学してもらえます。
 
2、全国大会へ行く
次の目標は全国大会へ行く事です。
全国大会へ行けば新聞に載ったり、テレビで紹介されたりと知名度が上昇します。
全国大会に行く為には優秀な監督も必要です。優秀な監督は必ず雇いましょう。
全国大会に行きさえすれば、バカ高校からスポーツ高校へと有名になってる事でしょう。
全国大会に行く為であれば生徒の人生はどうなっても構いません。
怪我しようが、その後の競技人生が終わろうが知った事じゃありません。
学校の為に尊い犠牲になってもらいます。
 
3、進学クラスを作る。
全国大会に行けば次は進学クラスを作ります。
「文武両道を目指す」このキャッチフレーズに親は飛びつきます。
かつてのバカ高校というイメージはもうありません。
この時点で進学クラスを作ればたくさん生徒が受験してくれます。
1クラス40人中5人は優秀な生徒だと思います。
この5人を3年間徹底的に鍛え上げてください。
残りの35人は5人の為に犠牲になってもらいます。
3年間は何があっても5人のためだけにハイレベルな授業をします。
授業について来れなくても知った事ではありません。
 
同時にスポーツにも力を入れてさらに知名度を上げます。
 
4、東大に合格者を出す
徹底して鍛えれば誰か一人ぐらい東大に合格するでしょう。
そうすればもうゴールも間近です。
東大合格者がでた高校=超進学校として認知されます。
県内からもどんどん受験生が集まります。
でもここで色気を出して東大合格者20人とか目指してはいけません。
なぜなら生徒は優秀でも先生は優秀じゃないからです。
合格者は2、3人で良いのです。色気を出すと失敗します。
2、3人の合格者を出す為に授業について来れない生徒は切り捨てます。
 
5、スポーツ推薦をやめる。
東大合格者が出た辺りからスポーツ推薦はやめましょう。
スポーツ推薦で入学してくる生徒は柄が悪く進学校には合いません。
文武両道から超進学校へ方針を転換します。
もうスポーツで校名を売る必要はありません。
スポーツクラスを廃止して空いた教室には普通クラスを作ります。
普通クラスは、進学を目指すと宣伝はしますが、特に特別な指導はしません。
超進学クラスを維持する為に高い学費を払ってもらいます。
 
以上の手順を踏めばどんな高校も進学校になれます。
「我が校はスポーツに力を入れます」「文武両道」を掲げている高校は
進学校になろうと必死に頑張っている高校です。
地域をあげて応援してあげると良いでしょう。
ポイントをまとめると
・スポーツは知名度を売る為だけにやる。
甲子園は最大限に利用しましょう。
 
知名度を上げれば、受験生はいっぱい集まります。
日本人は知名度に弱いんです。テレビ放送で見たら何かしらの安心感を得ます。
 
・東大に1人合格者を出せば、優秀な受験生はいっぱい集まります。
日本人は東大に弱いです。国立合格者数で勝負してはダメです。東大に1人受かる方が遥かに効果的です。
 
・生徒を利用しましょう。
生徒の人生と学校の存続、どちらが大切ですか?
 
以上はあくまで私の妄想です。きっとこういう風にやれば上手くいくんじゃないかなぁって思っているだけです。
そう言えば・・・と心当たりがある人が居るかもしれませんがそれは気のせいです。