ポジティブに行こう。

受験生の皆さん、勉強は順調ですか?
今日は技術的な話では無く、精神的な話をしたいと思います。
 
昔、勉強が順調に進んでいる生徒と、順調に進んでない生徒が居ました。
順調に進んでいた方はA君、順調に進んでない方をB君としましょう。
この二人の勉強時間はさほど変わらなかったと思います。
 
俺はA君を毎週褒めていました。「大丈夫順調だよ、このまま行けば受かるよ」
一方B君にはあまりいい事は言いませんでした。「このままだと国立は諦めた方がいいよ」
 
A君は褒められた事をきっかけにどんどん勉強をしていきました。
B君はあまり勉強に気乗りしないようでした。
 
二人とも目標がはっきりしていたので、合格するまでの勉強計画を作っておきました。
A君は褒めれば褒める程その計画を順調に進めていきました。
B君はしかればしかる程その計画を達成出来ずに居ました。
 
結果A君は受かりました。B君はもう一年受験生をやる事になりました。
 
この二人の違いは持っている学力以上に出てしまいました。
何故でしょう?それはポジティブに勉強したか、ネガティブに勉強したかの違いからでした。
 
ポジティブに考えると人間は頑張ろうという気持ちになります。
本来の自分の実力以上のものを出せます。
ネガティブに考えると人間はどうも頑張ろうという気持ちにはなりません。
難しい問題を見たとき「俺には無理だ」とすぐに諦めてしまいます。
 
「お前の成績ならF大学しか受からない」と言うのと
「お前の成績ならF大学は絶対受かるよ!」と言うのでは意味は一緒でも効果は違います。
 
自分で「俺はできる俺はできる」と思いこむのも有効です。
何があってもポジティブに考える方が成績は上がります。
回りの大人が「お前はできるお前はできる」と言い聞かせるのも有効です。
「凄腕の家庭教師」という箔がついた大人が言うと尚効果的に生徒に思い込ませる事ができます。
 
この件でポジティブに考える事の大切さを知りました。
B君には方針転換してセンター試験が終わった後から
「頑張れば受かる」「あと200点あげたら受かる」と言うようにしたらそれまで以上に成績が上がりました。
 
受験生の皆さん、明日試験がある人、ポジティブに行きましょう。
あなたなら受かります。