具体的な目標

家庭教師を5年続けて、一番強く感じたのは「具体的な目標を持ってる生徒は受験に強い」という事でした。

具体的な目標とは、ただ漠然と「看護師になりたい」とか「工学部に進みたい」と思うのではなくて
「日赤の専門学校に進学して、海外でボランティア活動をしたい」とか
「車の技術者として開発に携わりたい」と言う具合です。

具体的な目標、なりたい自分がある人は人に言われなくても自然に勉強します。
あるいは勉強が辛いとき、続かないときにも、具体的な目標があると妥協しません。

勉強の一番の敵は妥協です。
「今日はこれぐらいでいいや」とか「分からない!」と言って勉強を投げ出してしまうのが妥協です。
結構妥協してしまってる人は多いんじゃないでしょうか?

具体的な目標を持ってる生徒は、妥協したところを見た事が無いです。
細かいところまで理解しようと努力します。
そういう姿勢が、受験に強くなるのでしょう。

という訳で高校生の皆さん。
ただ漠然と進路を決めれば良いってものではありません。
しっかりとその先を具体的に考えて、あこがれの職業につけるように努力しましょう。