計算ミスの種類

計算ミスに苦しんでる人は多いと思います。
ただ一口に計算ミスと言っても、実は何種類にも分類出来るんじゃないかなぁと思っています。
一言に計算ミスで片付けていてはいけません。
ミスの種類を分類する事で次につながります。
多い順に例を出していきます。
 
・単純なミス
7×6=48 とか 3+2=6というような明らかなミスです。
見間違いや思い込みによる事が多いです。
一度思いこんじゃうと足し算の記号がかけ算の記号に見えたりします。
これは繰り返し計算練習をする事によってある程度減らせます。
 
・移項ミス
右辺から左辺に移項した時にマイナスを付け忘れる場合です。
式全体にマイナスをかけながら移項するという同時作業を行うと発生します。
こういうミスが多い人は移項する時は一つ一つ丁寧に行うと良いでしょう。
 
・書き写しミス
例えば問題文には「3」と書いてあるのに、式を立てた時は「2」と間違えて書いてしまう場合です。
符号の写し間違いも多いです。
計算ミスのチェックをするとき、1行目はチェックされない事が多く
なかなか気付かれないミスです。
 
・字が汚い事によるミス
自分の字が汚い事で、計算途中で読み間違えてしまうミスです。
「6とb」「9とq」「tと+」「aと0」などが代表的な例です。
思いもしないような見間違いをする事があるので厄介です。
 
・公式ミス
公式を間違えて覚えていたり、公式の使い方を間違った場合のミスです。
傍用問題集などを使って公式の使い方を復習しておきましょう。
 
・符号の付け忘れ
2乗を外す時に±を付け忘れるパターンです。
条件によっては付ける必要が無い場合もあります。
 
計算ミスが多いと指摘する事は誰にでもできます。
重要なのはどうしたらミスが減るかをアドバイス出来る事です。
生徒の解答を読めば、書き間違えが多いとか、移項する時によくミスしてるとか
先生ならば指摘出来ると思います。
自分でも計算ミスした場合、どの種類のミスなのかを分析する事で
次に問題を解く時に注意深くなります。
ミスしてしまったものは仕方ないので、次はミスしない為にもしっかりと分析してください。
 
またミスが発生するのは、
1、余白が少ない場合。
2、分数計算をするとき
です。余白が少ないと計算を端折ったりしませんか?
計算を行う時はしっかりとスペースを取って行いましょう。
分数計算は誰しもが苦手にしています。
何かミスが発生したら以上の点を留意して、見直しを行いましょう。