看護専門学校の受験

不況とあって看護専門学校への受験生が増えているみたいです。
競争倍率が10倍を超えている所もあり、受験生はしっかり勉強をして挑みたいですね。
 
看護専門学校は、専門学校には珍しく入試があります。
ほとんどの学校で国語、英語、数学か生物の3教科で入学出来ます。
数学か生物の選択で悩まれる受験生が多いと思いますが、お薦めは当然数学です。
 
なぜ数学なのか?
1、数学でしか受験出来ない専門学校がある。
長野県北部だと長野看護専門学校 http://www.nagano-kango.ac.jp/ と
県立須坂看護専門学校 http://www.suzakakango.ac.jp/ が数学のみです。
長野日赤看護専門学校 http://www.nagano-med.jrc.or.jp/kangosenmon/index.html なら数学か生物で選べます。
 
逆に生物だけでしか受験出来ない所は少ないです。
数学だけを勉強しておけば、少ない勉強時間で選択肢が多くなります。
 
2、数学の方が覚える事が少ない。
生物の教科書と数学の教科書の厚さを比べてみてください。
 
3、難易度が違う。
生物と数学では難易度が違います。
生物の方が平均点が高く出る傾向にあるので、数学と生物の平均点を同じにする為に
数学は簡単に、生物は難しくする傾向にあります。選択出来る場合も数学の方が有利になる事が多いです。
 
4、自信になる
数学が出来るようになると他の教科の成績も上がる人が多いです。
 
お薦めの参考書として、受験校のレベルにもよりますが白チャートで十分です。

日赤系の専門学校を受験する人は黄色チャートに取り組んでも良いでしょう。
黄色チャートについてはこちら(http://d.hatena.ne.jp/nonbiriya21/20110108/1294502819
 
白チャートが分厚くて取り組む時間が無いって人は
基礎問題精講(http://d.hatena.ne.jp/nonbiriya21/20110108/1294448649)でも良いです。
 
まずはこれらの参考書で基礎力を付けましょう。
基礎力がついたと思ったら、実戦練習です。
各専門学校が配布している過去問や、実践的な問題集に取り組むと良いでしょう。

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看護学校は入試も大変ですが、入ってからが一番大変です。
3年後の国家試験を見据えて、勉強の仕方を数学の勉強を通して身につけてください。