お薦め参考書 標準問題精講1A

数学I・A標準問題精講
数学I・A標準問題精講
posted with amazlet at 11.01.18
麻生 雅久
旺文社
売り上げランキング: 19084
 
こちらの参考書は中堅国立向け〜難関国立向けです。
基礎問題精講(http://d.hatena.ne.jp/nonbiriya21/20110108/1294448649)に比べて受験の標準的な問題を扱っていて、問題数も少なめですが、洗練されています。
1対1対応問題集(東京出版)と比べると問題数が多い分より基礎的な内容から応用まで扱っています。
1対1対応問題集は始めから難しい問題を解く必要があるので、普段の授業をしっかり聴いていて基礎がしっかり出来ている人向けです。
それに対して標準問題精講は基礎問題も扱っているのでちょっと数学に不安があるけど、数学を得点源にしたい人にはお薦めです。
 
見開き1ページで1つのテーマを扱っている点は基礎問題精講と変わりません。解説も詳しく書かれています。
例題→例題の方針を読む→方針に従った解法を読む→演習問題に取り組むの繰り返しでどんどん成績が上がっていくでしょう。
よくこの手の参考書で例題を読まずに演習問題にとりかかる人が居ますが、それはもったいないです。
問題の解き方の指針はすべて例題の解答に書かれています。それをしっかり読んで真似して演習問題を解く。
そこにいわゆる網羅系参考書の本質があります。
 
問題数は87問
2進法を扱っている参考書もこの標準問題精講だけです。
1対1対応問題集が難しくて挫折してしまった人や基礎問題精講では物足りない人はこの参考書に取り組んでください。
この問題集を解き終わった時、あなたの数学の実力はかなり上がっていることでしょう。
MacBook Air 11インチ欲しい!