Toy Story 英語多読用

「英語を学ぼう」と考えたときに、最初に何をしますか?
単語帳買ってきたり、何かテキストを買ってきて机の上で勉強する人が多いのではないでしょうか?

たしかにそのような勉強も大切ですが、ずっとそういう勉強では飽きてきます。
そして何より”楽しく”ありません。

そこでお勧めしたいのが英語の多読です。
とにかく英語をいっぱい読んでみて、英語に慣れようってのが目的です。

日本には、英語から日本語に翻訳されて入ってきてる物語がいっぱいあります。
皆さんも好きな作品の1つや2つあると思います。

私はトイストーリーが大好きで話を暗記してしまうぐらいに好きです。
偶然に海外に行ったときにこの一冊を見つけました。


Toy Story Read-Along Storybook and CD

Disney Book Group (2012-01-01)
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全部英語で書かれていますが、何となく読めます。
ちなみに文章量から海外の小学生向けの本だと思います。
わからない単語があってもストーリーを知っているので簡単に類推できますし、
知ってる単語を組み合わせた英語特有の表現を理解する事が出来ます。

この単語はこういう使い方をするのか!
この単語って見た事無いけどたぶんこういう意味だろう。

英語を一生懸命勉強されてきた方にとっても、知らなかった表現がたくさん出てくるでしょう。

別にトイストーリーでなくてかまいません。
なにかあなたの好きな作品の英語版を購入してみてください。
読んでみれば目から鱗が落ちる事間違いないでしょう。

具体的な目標

家庭教師を5年続けて、一番強く感じたのは「具体的な目標を持ってる生徒は受験に強い」という事でした。

具体的な目標とは、ただ漠然と「看護師になりたい」とか「工学部に進みたい」と思うのではなくて
「日赤の専門学校に進学して、海外でボランティア活動をしたい」とか
「車の技術者として開発に携わりたい」と言う具合です。

具体的な目標、なりたい自分がある人は人に言われなくても自然に勉強します。
あるいは勉強が辛いとき、続かないときにも、具体的な目標があると妥協しません。

勉強の一番の敵は妥協です。
「今日はこれぐらいでいいや」とか「分からない!」と言って勉強を投げ出してしまうのが妥協です。
結構妥協してしまってる人は多いんじゃないでしょうか?

具体的な目標を持ってる生徒は、妥協したところを見た事が無いです。
細かいところまで理解しようと努力します。
そういう姿勢が、受験に強くなるのでしょう。

という訳で高校生の皆さん。
ただ漠然と進路を決めれば良いってものではありません。
しっかりとその先を具体的に考えて、あこがれの職業につけるように努力しましょう。

脱ゆとり教育

今年(2012年)に高校に入学する生徒から、学習指導要領が変わります。
それに伴って数学の範囲がちょっとだけ変わりました。
数1に統計の分野が、数Aに整数の分野がそれぞれ追加されました。
範囲が追加されているので、参考書もリニューアルされています。


新課程チャート式解法と演習数学1+A
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新課程チャート式基礎からの数学1+A
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2012年以降に高校に入学する方はこれらチャートをお買い求めください。

2011年以前に高校に入学した人は、参考書を購入する際は注意が必要です。
新課程の参考書を間違って購入しないようにしてください。

旧課程のチャートは以下のものです。

チャート式 基礎からの数学1+A 改訂版
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2011年に高校入学した人は特に注意が必要です。
浪人する時に試験は旧課程ではなく新課程で行われると思われます。
なので新しい分野を勉強する必要が出てきます。
勉強する量が増える前に現役で大学合格を決めてしまいましょう。

10時間勉強のススメ

1日10時間勉強に挑戦しましょう。
「10時間なんてできるはず無い!」「10時間なんて余裕だぜ」
といろんな声が聞こえてきそうですが、一日を有効に使えば10時間勉強する事は可能です。
あ、徹夜で勉強するのは無しです。徹夜で勉強すると意味がありません。

ただなんとなく10時間机に向かっていると、確実に失敗します。
まず午前中で3時間勉強しないとまず達成は難しいでしょう。

また途中で休憩をしないと集中力は途切れてしまいます。
1時間半が集中力の限度と言われているのでその都度10分程度休憩をしましょう。

ご飯だって食べなきゃいけません。
お風呂にだって入らなきゃいけません。


10時間勉強するためには、早寝早起きの規則正しい生活と綿密な計画がポイントとなってきます。

途中電話がかかってきて話し込んでしまえば達成は難しくなるでしょう。
見たいテレビ番組を見てしまえば達成は難しいでしょう。
ゲームなんてもってのほかです。

10時間勉強するためには、自分との戦いでもあります。


そうです。10時間の勉強とは、受験を成功させるためのコツが凝縮されています。
徹夜をせずに規則正しく生活をして10時間勉強できる人は、受験で成功する人です。
10時間勉強できない人は、受験を戦う上で見直すべき点がある人です。
10時間の勉強を通して自分が受験生として弱点を持っているかどうかを見つめ直してみましょう。


オープンキャンパスに行こう!

夏休みですね。
夏休みの宿題や課題、部活の練習など、中学生高校生の皆さんは忙しく過ごされている事と思います。
受験生も本格的に受験勉強を始めた人が多いのではないでしょうか?
この夏は弱点克服に力を注いでもらいたいです。

各大学ではオープンキャンパスや学校説明会が行われています。
受験生を多く獲得すべく各大学も必死になってオープンキャンパスを開いています。
そして受験生はもちろん、高校1年生や2年生も積極的にオープンキャンパスに参加してもらいたいです。

ここからが本題。
オープンキャンパスに参加する目的について述べたいと思います。
高校の先生は「大学の雰囲気を見てこい」とか「受験する時に有利になる」とか言っていると思いますが
これだと目的が漠然としすぎていて、オープンキャンパスに参加しても得るものは少ないでしょう。
また大学側は一人でも多くの受験生に受験してもらいたいので、
オープンキャンパスの参加不参加ぐらいで合否に有利不利を付けたりしません。
ましてや大学の「いい部分」しかオープンキャンパスでは見せないので、大学の雰囲気を感じる事なんてできません。

じゃあ、なぜオープンキャンパスに参加する事を勧めるのか。
理由は二つあります。

一つは大学の周辺を見れる事です。
特に地方の国立大学にありがちなのですが、どの大学のキャンパスもとんでもない所に立地しています。
「最寄り駅からバスで30分」とか、「大学周辺は緑豊かな田園風景がそこはかとなく広がっている」とか
「車が無いと生活できないぐらいの田舎」とか
「京都の大学と思って受験したら、キャンパスは滋賀の田舎にあった」とか
「小高い山にキャンパスが立地していて、通学は登山だ」とか・・・・(全部私がオープンキャンパスで体験した話)
こういった事はホームページにもパンフレットにも書かれていません。
4年間も緑豊かな田園風景の中で生活するのは大変です。
入学試験の時にも大学周辺を見られますが、それからでは遅いんです。
今のうちにいろんな大学を見て、それで受験校を決定しましょう。

もう一つは移動の練習です。
入試当日は心に余裕がありません。
道に迷う可能性だってあります。事前に受験会場までの移動の練習をしておく必要があります。
それをオープンキャンパスでやるのです。
家から大学までの道のりを確認しておく作業は、受験前にはなかなかできません。
勉強に追いつめられているので、道のりを確認する暇があったら数学の勉強でもしたいものです。
だからまだ余裕のある夏に道のりを確認しておくのです。

そしてできるだけたくさんの大学を見てもらいたいです。
受験する大学だけ見るのではもったいないです。
受験生はたくさんの大学を見る余裕は無いと思います。
だからこそ1年生2年生、もしくは中学3年生の段階から大学を見て回ってもらいたいです。
なかにはとんでもない所に立地している大学もあると思います。
中にはボロボロのキャンパスもあると思います。
一校だけ参加したのでは分からない事が、複数校に参加する事で分かってきます。

オープンキャンパスに参加する上で気をつけたい事をまとめると
・大学は「いい所」しか見せないから、説明は眉唾で聞いておく
・大学の周辺を見ておく。住宅街なのか、町中なのか、田園風景なのか。4年間過ごす土地です。
・移動の練習と思って参加する。

1年生2年生は、なかなか気が進まないと思います。
そういう生徒には「旅行気分で行ってきなよ」と言っています。
「東京に遊びに行くついでにオープンキャンパスに参加するんだよ」と言うとだいたいの生徒は参加してくれます。
中には京都の大学へ家族旅行を兼ねて行った家庭もあります。
その程度でいいんです。
まずは学年に関係なくオープンキャンパスに行く事です。

20秒

「入部した時に100mを20秒かかってた奴が、卒業時に15秒になってた。これは、本人にとってはすごいこと」
この言葉は、全国大会で優勝したあとに、顧問の口から出た言葉です。
高いレベルで競技する事ではなく、成長する事の大切さを言っての事です。
全国で優勝した後に聞いたので、余計に印象に残っています。

勉強においても成長する事こそが大切だと思います。
よく「私バカだから勉強しない」という子を見かけますが、これは違うと思います。
例えば因数分解の問題100問を解くのに1時間かかってた人が、一生懸命練習して45分で解けるようになったら、
入試においては役に立たないかもしれませんが、でもその人にとっては成長です。
そして成長を実感する事は自信になります。やればできるんだ!と。

成長を実感する為の工夫が勉強にも大切です。
今の教育には、生徒に成長を実感してもらう工夫が無いと思います。
たとえ成長していたとしても、それを実感する事がなければ勉強は面白くありません。
ほんのちょっとの成長でも、それを実感する事が出来たら、勉強はとても楽しいものとなります。

たとえば計算練習をするのであれば時間を計るとか、
漢字を100個覚えるなら、自分でテストを作ってみるとか、
自分でも出来る工夫の余地はたくさんあります。

20秒を15秒にするのはとても大変です。
でも20秒を短い期間で19秒にするのはそこまで大変ではありません。
その積み重ねが20秒を15秒にするのです。

まずは成長を実感する事。
どんな小さな成長でも、成長を喜びにする事。
それが勉強においても大切だと思っています。

なぜ、最初に計算練習をさせるか

なぜ、最初に展開、因数分解といった計算練習をやらせるかというと、そこには大きなメリットがあるからです。

 直接的なメリットとしては、もちろん因数分解や展開の問題が入試で出題されると言う事もありますが、その他にも二次方程式や二次不等式、二次関数の分野でも役に立ちます。
 二次方程式や二次不等式の場合、因数分解をしてから解を求めるパターンの問題がほとんどです。ですから因数分解の力は、即、二次方程式や二次不等式を解く力になります。また二次方程式には、因数分解が使えず解の公式を使って答えを導き出すパターンの問題もあります。この問題の場合も因数分解の力が役に立ちます。因数分解の力があるということは、因数分解できない問題を見抜く力でもあります。
 二次関数でも因数分解する力は役に立ちます。平方完成をする場合や、グラフとx軸の交点を求める場合などがそうです。

 間接的なメリットとしては、計算速度の向上が挙げられます。数学の問題は、大きく分けて2つのプロセスがあります。1つは解答を考える作業。もう一つは計算をする作業です。
 看護学校の試験時間は60分というところが多いです。60分以内に解答を考えて、計算をしなければなりません。1秒でも多く解答を考える時間を確保するには、計算にかかる時間を減らす事が重要なポイントになってきます。計算を素早くし、焦らずじっくりと解法を考える事が合格への近道になります。
 普段の勉強でもそうです。計算時間を短くする事で考える時間をたくさん確保できますし、数学自体の勉強時間を減らして他の教科の勉強時間を確保する事ができます。同じ10問を解くにしても、30分で解くのと1時間で解くのでは意味が違ってきます。

 計算スピードを上げるコツとしては、繰り返しやる事が当たり前のようですが一番効果的です。教科書や教科書サイズの問題集がボロボロになるまで繰り返して初めてスピードが上がってきます。
 またダラダラとやってはいけません。時間を意識してやる事が大切です。20問解くのに5分かかったならば、次の日は20問解くのに4分50秒で解く事を目標にします。ライバルは昨日の自分です。